紀子(原節子)とアヤ(淡路千景)の間のただならない関係性がすごい映画だった。カフェでの女子会(背景の壁画にギョッとさせられる)あたりでは、今でいうシスターフッド的な見立てもできるのかなくらいにしか思…
>>続きを読む小津安二郎作品を見たのは「東京物語」「晩春」に続いて3作目。
2作に比べてより強く戦後の変わっていく日常の淋しさが、美しい景色と合わさって郷愁をさそいます。
戦後に孫も生まれたが、次男は戦争から帰…
紀子三部作の第二弾。
晩春で父親役の方が今回は兄役で最初気付かず驚いた、役者ってすごいなぁ。
"何もかも高うなりおってえらい世の中じゃ"
とか
"お前、そんな事、思っているから、いつまで経っても、お…
小津監督がいよいよ自分のスタイルを確立し、円熟の境地になりつつあった頃の作品。
個人的には「晩春」よりコメディ要素の多いコチラの方が好み。
原節子にわざとポーカーフェイス的な演技をさせて、結婚相手…
敢えて誤読すると
男の話は一方通行
女の話は相互的(よねぇ〜)
例外が彼と紀子の会話で、
チボー家の人々とか、兄の写真とか
双方向になってて
この二人しかないでしょ、
って組み合わせになってる。…
泣きすぎて途中吐きそうになった。良いシーンばかり、面白い所はちゃんと面白い。子どもがかわいい。特に編集がすごい。
1番印象的なのは、紀子と文が廊下を歩く移動ショット→紀子の家移動ショット→紀子の家…
割と短期間で紀子三部作を観たからキャストも役名も被りすぎていてパラレルワールドみてるみたいな気分になる。今回も良かった。ちょける紀子が新鮮。
夜大人3人でケーキを食べてて子どもが起きてきたときみん…