『麦秋』は、1951年に公開された小津安二郎監督の作品で、「紀子三部作」の第二作にあたります。前作『晩春』と同様、原節子が主演を務め、結婚適齢期の娘と家族の関係をテーマにしています。戦後の復興期を背…
>>続きを読む笑える場面が多くて好き。
未婚者vs既婚者で小馬鹿にし合うシーンや
九百円のケーキ、秋田弁の会話とか。
幸福なんて何さ。
単なる楽しい予想じゃないの。
競馬に行く前の晩みたいなもんよ。
未来がど…
東京物語でも思ったけれど、とにかく映像が綺麗!画素数などではなく、切り取り方、構図が本当に魅力的…。家族が離れ離れになる寂しさを歳をとるごとに感じることが多くなり、そういった感情に寄り添ってくれる作…
>>続きを読む紀子(原節子)とアヤ(淡路千景)の間のただならない関係性がすごい映画だった。カフェでの女子会(背景の壁画にギョッとさせられる)あたりでは、今でいうシスターフッド的な見立てもできるのかなくらいにしか思…
>>続きを読む小津安二郎作品を見たのは「東京物語」「晩春」に続いて3作目。
2作に比べてより強く戦後の変わっていく日常の淋しさが、美しい景色と合わさって郷愁をさそいます。
戦後に孫も生まれたが、次男は戦争から帰…
紀子三部作の第二弾。
晩春で父親役の方が今回は兄役で最初気付かず驚いた、役者ってすごいなぁ。
"何もかも高うなりおってえらい世の中じゃ"
とか
"お前、そんな事、思っているから、いつまで経っても、お…