南方に進んだ次男について、毎日「尋ね人」のラジオを聞きながら、「もう帰ってこないと思う」と知人に話す両親の姿は、家族にとって戦争はまだ終わっていないと実感させられる。
子供たちのユーモア(耳の遠い…
過去に小津作品観た気がするけどなんだったかな、そのときと同じ感じで、なんかわからないけど最後まで観てしまう。
モノクロなんだけど観てるうちにモノクロだって忘れて勝手に頭の中で色が付いてんのかな。
主…
紀子三部作とは知らず晩春より先に視聴。
東京物語と似ていると思ったらなるほどそういうわけ。ただし作品本編は繋がっておらずパラレルワールドのようなイメージ。
テーマは家族と結婚。年頃なのに結婚しない…
晩春と比べると「父への愛」というテーマがない分、個人の幸せを希求する上で最善の選択はなんだろう?という普遍的なテーマを感じられて親しみやすかった
戦後の家制度の崩壊の中で、どうして結婚しなきゃならな…
ど名作
紀子の結婚を機に三世代が同居していた家族はばらばらになる 家父長制が解体され、核家族化していく時代の話
家族は紀子の幸せをそれぞれ真剣に考えて、それぞれ考える幸福に紀子を当てはめようとする
…
家族である前に人間として譲れない価値観のすれ違い。
やはりこの時代も揺るがない、結婚という幸せの模範解答。
そんな時代の流れに逆行する紀子は、大所帯の中幸せそうに過ごしていた。
それでも事あるご…
昨日に続いて『麦秋(1951年)』を観る。監督から広げて映画を観てみるこころみ。まず驚くのが殆ど『東京物語(1953年)』で見たことのある役者がいて、しかも名前まで同じ。しかし関係性は全く変わり、…
>>続きを読むこのままなのかなと思うと同時に、いつか来るであろう未来を頭の片隅で予感するものなのかもしれない。
それぞれの繊細な心の機微、神妙さ、一つの家族の形が終わりを告げる瞬間を待つ儚さが、切なくも温かく感…