1951年につくられた小津安二郎監督作品。結婚適齢期(?)を過ぎた娘の縁談をめぐり右往左往しまくりの家族をよそにしれっと決断する紀子の今。『紀子』3部作第2弾。
「小津作品といえばこれ!」って小津映画のレビューのたびに書いてきたような気がするんだけど違うんじゃね? あれ『晩春』だったかしらん? こんなに明るいテイストじゃなかったような。でも結末はこれのような気が。今のこの麦秋の時期に見た記憶もあるんだよなぁ。でもこれじゃない! でもこれも良かった。
まぁ今の時代にはあわないけどね。ただ原さんだけは今の時代でもぜんぜんトップクラス。世の常識なんてものはぜんぶ非常識。