サメが出ると聞き鑑賞しました。
ガンで余命わずかなことを知るシングルファーザーと、その自閉症の息子の物語。一人で生きていけない息子の将来に絶望し、無理心中を図るショッキングなシーンから始まりますが、その後はもう泣きっぱなしでした。父親のアパートのご近所さんから、職場の水族館の同僚、どさ回りの大道芸人から施設の人まで、周りには心優しい人が沢山いて、父親の『死に支度』に協力してくれます。息子は水族館の生き物と一緒に泳ぐのが大好きで、自分が死んでも彼が寂しくないよう、父親は『自分は海亀になるんだ』と彼に伝え、この世を去ります。
サメは水族館に展示されていて、何度かその姿を拝むことが出来ます。ジンベエザメさんもいますよ！！
