わい子

銀河鉄道の夜のわい子のネタバレレビュー・内容・結末

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

気の合う友人に勧められて観た作品。


すごくステキだった✨

あの暗い中、灯りがポツポツある寂しい感じ、不安な感じ、不思議な雰囲気……


昔、図書館で読んだいろんな物語の世界を思い起こす、そんな感じ。懐かしくて、なんか胸が苦しい😢


静かでセリフも少なく、沈黙や周りの音だけがただ響くあの感じとか、もう最高✨


主任ネコのおじさん、可愛い(笑)



不思議な汽車に揺られて……どこへ行くのかも分からず……

彼らの見る不思議な世界……🌌



サソリの火の話、すっごく泣けた。


「イタチに狙われたサソリは、懸命に逃げた挙句に井戸に落ちてしまい、結局は溺れ死んでしまう。

その際に、サソリは自分もたくさんの虫を食べて生き長らえてきた事実を想起し、自分も悪あがきをせずに身を捧げれば、少なくともイタチがあと一日は生きることができたかもしれなかったと後悔する。

そして神に向かって、

どうかこの次にはまことのみんなの幸のために私のからだをおつかい下さいと願うのだ。」



あぁ…😭😭😭 泣ける。
わい子

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