ゆきち

銀河鉄道の夜のゆきちのレビュー・感想・評価

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)
3.5
面白かったですが、原作をよく知っている私にとっても、色々と謎が残りました。
あと、私が一番好きな「いきなり眼の前が、ぱっと明るくなって、まるで億万の蛍烏賊ほたるいかの火を一ぺんに化石させて、そら中に沈しずめたという工合ぐあい、またダイアモンド会社で、ねだんがやすくならないために、わざと穫とれないふりをして、かくして置いた金剛石こんごうせきを、誰たれかがいきなりひっくりかえして、ばら撒まいたという風に、眼の前がさあっと明るくなって、ジョバンニは、思わず何べんも眼を擦こすってしまいました。」のくだりの演出が、思っていたのと違ったので、ちょっと残念でした。
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