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黒い雨のmikanのレビュー・感想・評価

黒い雨(1989年製作の映画)
3.8
辛すぎる…。原作は井伏鱒二の同名小説。
8月6日、原爆から辛くも生き残った男と妻、姪のその後を描く。
白黒の映像に雨や水の黒がショッキング…水中で生きる魚や実る稲穂が象徴的に映し出される。
描き出される非情で死に溢れた内容と自然の美しい雄大さが対極的で余計……。
最後の台詞でこの映画が「白黒」な理由がわかった気がする。
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