観ているの辛いけど、核保有国民全員観てほしい。日本の学校でも授業で観ればいい。小学生の頃怖いもの見たさで読んでた図書室にある戦争についての書籍(写真集やはだしのゲンなど)の内容を思い出した。
こんなことが絶対にあってはならない。
日本は世界で唯一核爆弾を落とされたのになぜ原発を容認するのか。本来なら日本が先人切って核の恐ろしさを世界に伝えていくべきなのに愚かしい。
終戦後も苦しめられアメリカの実験台にされた人たちのこと忘れてはいけない。
私は黒い雨のことはあまりよく知らなかったので、もっともっと私が知らない事が起こったし起こってる。登場人物の雑談やらに戦争体験のエピソードが随所に散りばめられていて当時の人の声を残すための映画だと思った。戦争体験を語る者が居なくなりつつある現代、こういう作品は国宝レベルだと思う。もちろん内容が内容なので重たいけど、今村昌平のリズムが少し風通しをよくしていて他の戦争物にくらべるとリアルなわりに観やすかった。
