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レッド・バイオリンのrrrのネタバレレビュー・内容・結末

レッド・バイオリン(1998年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

・伝説の名器「レッド・バイオリン」、17世紀のイタリアから始まり 欧米やアジア世界各国でこのバイオリンに関わる人々等の数奇な運命を数珠つなぎで綴る物語

・よく130分程度で纏めたなぁと言う程のボリュームあるエピソードの数々で かなり見ごたえありました
・1680年 妻の死を悲しむバイオリン職人の手により生み出される→→孤児院の天才少年は若くで死に 亡骸と共に棺に入れられる→→墓荒らしに合いジプシーの手に渡る→→ジプシーがたまたま定住していた土地の領主兼作曲家の手に→→作曲家の死後 船乗りの手に渡り 海を越え 毛沢東時代の中国の骨董屋から女の子へ→→戦争に突入し 洋楽器を禁止する流れの中 ひっそりと音楽教師が保管する→→時は経ち現代、バイオリン技師に鑑定を頼まれカナダへ→→オークションにかけられるが そのバイオリンに魅了された技師によって持ち出され……と言う流れ
・只まぁ…終盤のバイオリン技師のしでかした事は大丈夫なんでしょうか?見る人が見たら手に取ったら直ぐにバレてしまうのでは…?その物語の先はまた別のお話って事なんでしょうが
・あと何となくは想像してはいましたが、この曰く付きのバイオリンが「レッド」な訳は……うーん…
・兎に角 次々と目まぐるしく時代と人々を渡り歩く内容なんですが、「このバイオリンの運命を見届けたい」と言う 鑑賞しているこちら側をも巻き込む作りになっており 不思議な味わいのある作品でした 面白かったです
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