ここにーる

わらの犬のここにーるのレビュー・感想・評価

わらの犬(1971年製作の映画)
4.0
ほぼほぼ西部劇。アメリカから嫁さんの故郷イギリスに移り住んだ数学者デヴィッドが、嫁さんのゆかりの連中からまぁ酷い嫌がらせにあう話で、サインコサインタンジェントどころの騒ぎじゃなくずうっと不穏な空気で落ち着かずある日ついに暴発。シェーンもイーストウッドも現れてくれないからセルフヒーローで戦わないといけない。バグパイプが高らかに鳴ってスイッチ入ってからのダスティン・ホフマン、やっぱカッコいい。エンリコの『追想』の主人公みたいに猟銃構えて割れた眼鏡をかけ直すシーンとかグッとくる。ペキンパー、最後は何も残さないのがいい。

※GYAO!で観れるとご教示いただいた親愛なる某フォロワー様大変感謝いたしておりますm(__)m