てねけ

わらの犬のてねけのレビュー・感想・評価

わらの犬(1971年製作の映画)
2.5
なんとも言えない胸糞悪い話。

別にアメリカンニューシネマに爽快感は求めていないが、それにしてもこれは陰湿。

特に中盤、延々と続くレイプシーンは本気で気持ち悪くなった。強姦からの和姦、からのやっぱり強姦、そしてトラウマフラッシュバックの流れは鬼畜過ぎてちょっと笑わそうとしてるのかというレベル。

とは言え、前半の村人たちの意味ありげな目配せと不穏な緊張感は確かに恐ろしく、ずっと胃がキリキリする。

少女を助けに出たはずの男たちが途中からどうでもよくなって結局最後まで彼女の安否は放置なわけだが、それでいいの?? という突っ込みは恐らく野暮なのだろう。
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