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ダ・ヴィンチ・コードのますのネタバレレビュー・内容・結末

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

レオナルドダヴィンチ、聖杯、キリスト..日本人には馴染みのないテーマなため、恐らく映画後半部分は誰が何を目的で動いているのか分からなくなった人も多いかと。
ざっくり言えば、この映画は「聖杯」を巡るオプス・デイとシオン修道会の争いに、主人公らが巻き込まれていく物語。そして聖杯とは、杯のことではない。子宮の形に似ていることから、聖杯は女性、もっと言えばこの映画ではマグダラのマリアを表す。
キリスト教信者は、イエスは神の子であり、人間ではないとする。また男女の交わりを否定している。←オプスデイ
一方、最後の晩餐で描かれているマグダラのマリア(公式な解釈ではないとのこと)は、イエス復活の最初の目撃者であり、同時に彼の妻である。イエスの処刑後、彼女を守る騎士が現れた。それがシオン修道会。彼女は2人の子を宿し、イエスの血脈は修道会の保護を受けながら今も受け継がれていっている。(という設定?)←シオン修道会
上の事実を隠そうと、オプスデイはマリアの棺を探し出し、破壊しようと企む。(DNA鑑定などで血脈を立証できなくするため)そして、その棺の場所を探るべく、シオン修道会の騎士?を4人殺害。冒頭部登場のソニエールは、そのトップの人物であり、イエスの血脈を唯一受け継ぐプリンセスソフィーの騎士ともいえる人物だった。
というように、衝撃の事実発覚で物語は終わると思われたが、最後の最後、ラングドン教授がふと閃き、聖杯の場所を発見。それはルーヴル美術館の杯と剣が互いに守り合う場所の地下奥深くであった。
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