別人に成り済まし新たな人生を送ろうとする男と偶然出会った若い女性との逃避行
を描いたミケランジェロ・アントニオーニ監督のロードムービー
主演ジャック・ニコルソン、マリア・シュナイダー
苦手なアントニオーニ作品という事で台詞が少なくあまりに淡々とした前半に「これも駄目かも」とちょっと不安になりましたが杞憂でした。いやー面白かった
疾走するオープンカーの中で通り過ぎていく並木道を振り返るシーンの美しさ
あとはなんと言っても7分間にも及ぶ長回しシーン
シーン自体の素晴らしさもさることながら
カメラが窓の細い鉄柵をすり抜けているように見えるカメラワークにビックリ‼️
鉄柵が横に外れるように細工してあったのかな?と予想しますが実際どうやって撮ったのか知りたいですね
ラストも余韻が残る素晴らしいものでした
もう一回観よっと