通り魔的殺人現場にたまたま居合わせた3人の若者がその交流から予想外の暴力沙汰へと導かれるバイオレンス映画。
女の子同伴のホームパーティーを開くことになり、3人がそれぞれの童貞アプローチで女の子に接近する様子が十人十色で面白い。その中でも、メガネ君パートに登場するかわいい女の子にモテモテのイジリー岡田みたいな容姿の彼は、カルト宗教の教祖的で不気味な魅力があって良い。
ビデオのパッケージ裏に手書き表記で書いてある黒歴史ノートのような文章のまま、大仰な台詞回しや出演者全員の僕私イカれてまっしゃろーな拙い狂人演技で込み上げてくる世紀末感。笑えるか笑えないかちょうどギリギリのライン。