描写は拙いが港湾都市の風景には90年代のある種痛切な虚無とタナトスを感じてならない。
山根貞男も少し書いていたが、結局少年たちが殺戮へと至る理由が異性愛でしかないのが弱い。何も意味もなく暴力に走れ…
「初カキコ...ども...」的な厨二病の暗黒スマイルが透けて見える痛々しさに若干の寒気を覚えつつ、ダークな青春バイオレンスものとしてそれなりに楽しめた。『シガテラ』あたりの古谷実マンガの世界観にやや…
>>続きを読む公開当時深夜テレビの特番で取り上げられてて(?)例のアキレス腱シーンを見てしまいトラウマになりました。たしか暴力が嫌いだからこそ撮ったと監督がおっしゃっていた記憶があります。その時の映像また見たいな…
>>続きを読む㊗!VHSデビュー!㊗
邦画が誇る問題作と言えば?で「ギニーピッグ」と肩を並べている(と私は勝手に思っている)作品。
ある日、踏切の待ち時間で通り魔殺人の現場に居た健介、慎治、徹也。慎治が即座の…
VHSが全盛期だった頃の邦画の棚に死霊の罠などと並んでいた作品。
あらすじというか裏ジャケットには結構凄惨なことが書いてあるけど実際にスプラッター的な描写は序盤に出てくる女子高生通り魔刺殺の場面く…
話の構成、演技、演出、どれも拙いけれど、良いシーンが所々有った。
(最初の女子高生が滅多刺しにされるシーンの明らかにおかしい犯人の様子、シンジのレイプを見ているテツヤの表情、テツヤの笑い声をバックに…