ここにーる

赤ひげのここにーるのレビュー・感想・評価

赤ひげ(1965年製作の映画)
4.5
なんだこれ、めっちゃ名作じゃん。3時間がアッちゅう間だった。終盤のおとよが井戸の底に向かって「長坊っ~!」って願掛けに叫ぶシーンで泣きかけてたら、そのおとよから井戸、井戸から井戸の底に女たちの姿が映し出されるカメラワークに感心し過ぎて涙が引っ込んでしまいやがんの(笑)。貧乏人からは取らず金持ちから高額の診療費をぶん取るあたり手塚治虫のブラックジャックのようだけど、そういえばのちに加山雄三は実写版のブラックジャック演ってたね。"あかひげ薬局"もきっとここから命名したに違いないとEDの私はそう睨んでいる。