一休

赤ひげの一休のレビュー・感想・評価

赤ひげ(1965年製作の映画)
5.0
今、胡麻麦茶のCMで出ている赤ひげ先生の元ネタだ。
これも、黒澤映画としては山本周五郎原作の作品である。
山本周五郎の小説には、青年が壮年・初老の男と交流を持つことで一歩成長するという作品が多いのだが、この『赤ひげ診療譚』も、赤ひげという人物を通して、青年医師保本登が成長する姿を描いている。
この作品で感動的なのは、岡場所から助け出された少女が、次第に登に心を開いていく様子だ。その、役を演じているのが同時13歳の二木てるみというのも驚愕させられる。
一休

一休