長靴を吐いたネコ

トイ・ストーリーの長靴を吐いたネコのネタバレレビュー・内容・結末

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

※ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
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【トイ・ストーリー】 (DVD)
1995年
総合評価 2.9 → ☆2.9

「シナリオ」 (1.0) … 2 → 2
「演出全般」 (1.2) … 3 → 3.6
「心理効果」 (1.5) … 3 → 4.5
「視覚効果」 (1.1) … 3 → 3.3
「音響効果」 (0.9) … 3 → 2.7
「教養/啓発」 (0.8) … 2 → 1.6
「俳優/声優」 (0.7) … 3 → 2.1
「独創性」 (0.8) … 4 → 3.2
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【ストーリー】
新たに購入された新型宇宙ヒーロー人形に、嫉妬心の塊のような既存の保安官の人形がライバル心を燃やしてトラブルを巻き起こす。
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【魅力】
・ホラー要素

【不満】
・設定が中途半端で感情移入しにくい
・絵柄が濃い

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【少し突っ込んだ感想】
玩具が意思を持っている設定だけど、どこまで自我が確立されているのかとか、どこまで自由に動けるのかとかが曖昧でわかりにくく、そういった要素がただでさえファンタジックな設定のリアリティを更に削っていて、個人的にはとても感情移入しにくい内容。キャラクターの動きも、米アニメとしては特筆するほどの物はなく、各キャラクターの個性も、それなりには設定されているものの、イマイチ薄味。

なので、この手のアニメには期待できる泣き要素も無く、更には笑いのセンスも何だか違っていたのが残念。むしろ、この監督はホラーのセンスがある気がする。隣の犯罪者予備軍の少年の改造オモチャがグロ過ぎる。サイレントヒル思い出しました。
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