LEEDS

JFKのLEEDSのネタバレレビュー・内容・結末

JFK(1991年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

やばすぎ…闇深すぎて鳥肌立った。
序盤ドバッと世界史の復習!みたいな情報量に焦ったけど、終始これでもか!ってくらい詰め込まれてます。単なる殺人事件で済されるのはまずいよ、ちゃんと知ってほしい!という制作側の意図を感じます。私はアメリカ史に疎いので一度見じゃ理解しきれなくて何度も巻き戻しましたw録画機能に感謝w
「ケネディ暗殺」といえば、昔テレビでやってたミステリー2時間番組みたいに、結局謎は謎のままって展開で終わるんだろなと思ってたけど、もうほぼほぼ限りなく核心ついてる気がする:(;゙゚'ω゚'):こわっ…
これを見れば特番に費やされた時間は無駄になりますw
クーデターにファシズム、こんな歴史があったのね。関わった人はみんなアメリカの巨大な闇に飲み込まれて死んで行く…ヒェッ…
圧巻の最終弁論。
その中で、「国家機密の名目なら基本的権利を奪ってもいいと?ーそういう国家機密はどんな感じでどんな形か?それはずばりファシズムです。ーこれらの資料は国民のものです。税金が使われた。」ってセリフ、もーほんとそれなーって感じでした。

この最終弁論をもってしても変わらない世界。疑わしきは罰せずだけど、国家機密で情報公開しなきゃそりゃ無罪だよなぁ。深すぎる闇とデカすぎる壁。どんな映画よりも恐ろしく、後味が悪い。
2029年にはいい加減真相を明らかにしてほしい。…日本もね。
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