このレビューはネタバレを含みます
マイケル.ベイ監督の最高傑作に挙げられるSFディザスター映画。
地球滅亡を阻止するというのが大筋のテーマではあるが、家族愛や師弟愛、恋愛に時には親子の衝突など、様々な人間模様を描きながら王道を外さない素晴しい作品に纏め上げている。地球を救うために集められた14人の精鋭たちが、ぶつかり合いながらも次第に結束していく姿に胸が熱くなる。
娘を想い自らを犠牲にして婚約者である部下を地球に帰すという勇気と決断、そして娘への愛が画面越しからも伝わり涙が止まらない。反発していた部下に向かって「お前を息子のように思ってた、自慢の娘婿だ」という言葉が胸に突き刺さる。
そして何と言っても、主題歌の「I Don't Want to Miss a Thing」がさらに感動をもたらす。