Olive

ハチミツとクローバーのOliveのレビュー・感想・評価

ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)
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残念ながら…、現実感が無くて入り込めなかった…。
でも、物語だから、現実感なんて気にしなくてもいいのかもしれない!

(映画の感想とは言えないのですが、感じたことを少しだけ…。)

この映画を物語だと思わず、現実だと思って、はぐちゃんや、はぐちゃんの周りの人に憧れて美大に入るのは、ちょっと違うかな…、と思ってしまった。
私は、はぐちゃんや、はぐちゃんの周りの人に憧れる気持ちが起きないような人なので…、気にしなくてもいいですが…。
美大が舞台じゃなければ、見なかったと思うけど、私は、美大が舞台じゃなければもう少し楽しめたかもしれない…。

[美大=変わり者の集まり]は現実的ではないです。周りの人から見たら変わり者なのかもしれないけど、美大生はお互いを変わり者だと思ってないし、変わり者の変わっていることを個性だと思って受け入れる方は少ないです。変わり者の変わってるところは、個性でも長所でもなく、変わっているところ、として見られてると思います。他人から見て、自分が普通の人と思われても、自分は普通では無い!と思っている方が多いです。
そして、現実社会、個性を認め合うなんてことはなく、競争社会です。
そこに違和感を感じてしまって入り込めなかったのかも。でも、そこまですると、観てる側が混乱してしまうのかな…。
難しい…。
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