オーウェン

絶体×絶命のオーウェンのレビュー・感想・評価

絶体×絶命(1998年製作の映画)
3.5
白血病に侵された息子のために適合したドナーは、知的な凶悪の犯罪者マッケイブ。
そこで刑事は何とか移殖をさせようと懇願し要求を呑む。
だが病院内でマッケイブは脱走を図る。

病院内というテリトリーを上手く活用し、知的な意味合いを巧妙に活用する犯罪者を捕えるため刑事は奔走。

アンディ・ガルシアと息子の関係性も重要だが、ここはマイケル・キートンの存在感が群を抜いている。
もともと悪人顔なので(笑)悪役の方がしっくりきており、病院内を手玉に取っていく。

ただし終盤になってなぜか病院を出てしまうのは勿体ない。
せっかくきれいに纏まっているのに、密室を抜け出したら急に犯人が弱く見えてしまうのも残念としか言えない。
オーウェン

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