ほほえみデブ

ホテル・ニューハンプシャーのほほえみデブのレビュー・感想・評価

3.6
原作のジョン・アーヴィングの「ホテル・ニューハンプシャー」が好きで読んでいたので、映画もどれどれと太古の昔に観てみたが、原作を壊すことなくいい出来だったのを覚えている。

まあ、レイプだ近親相姦だ飛行機事故だ、家族で熊のいるホテル経営するだ、いじめだ何だと、次から次へと困難災難がバラバラと家族の上に雨嵐のように降り注ぐのだが、淡々とした乾いた視線でただ家族を見つめる物語の進み方と、こういう家族の描き方もナメリカンにはあるのかという新鮮な映画だった気がする。

古いから今見ると色々オワッとするのだろう。ロブ・ロウの謎の下まつげの長さとか。今や鉄の女感あるジョディ・フォスターもピチピチでキラキラしている。
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