このレビューはネタバレを含みます
「生きていたくない」と「死にたい」は全然違うんだなって感じさせられた映画だった。
きっと人間が100万年も生きることができる存在だったら、1日1日の価値は薄まっていくだろうし、人生に飽きて、もう生きていたくないって思うんだろうな。
重い病気とかで、長く生きていけない人からするとなんて贅沢なって思うかもしれないけど、人間ってどんなに恵まれた環境の中でも、不幸を見出し、それに絶望する生き物だから、嫉みの連鎖は止まらない気がする。
時間(寿命)を相手に分け与えることができるっていうストーリーは面白かった。