Mila

TIME/タイムのMilaのネタバレレビュー・内容・結末

TIME/タイム(2011年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

誰もが体感している「時間」を命がけの価値にされているから、焦りと余裕がすごくリアルでイメージしやすい。

でも、時間は一番平等で細かい影響が出にくい、誰にとってもわかりやすくエンタメ性の高い例だっただけで、もっとも価値のあるものがお金や水だった時にも同じようなストーリーの骨子が描けると思う。

貧困格差や環境問題、労働時間、いろんな人それぞれの見方ができる上で、「あなたはこの2人を裁くべきだと思うか?」と問われてる気がした。

あと、普通のハッピーエンドって、
「2人はその後末永く幸せに暮らしました」
だと思うんだけど、
今回はラスト1日の時間ができたところで終わってたとしてもハッピーエンドって捉えてた気がする。
ありあまる中からより、無い中から差し出してくれたもののほうが尊いっていうマザーテレサの言葉ふっと思い出した。

時間に余裕があってゆったり歩いてられる最上階から来たのに、女の子、ガチで速い男性と手繋ぎながらめっちゃ走れる笑。良い大人とミニのワンピース着た子がとにかく走るの。あんなに自分や誰かのために全速力で走ったこと、全速力で何かしようと思ったこと最近なかったな。超よかった。

SFはこうでなきゃ!


ていうか、主人公のイケメンどっかで見たことあると思ったらジャスティン・ティンバーレイクさんだったのか、、めっちゃ歌える人じゃん、しかも演技できて超走れるとか何事、、、
Mila

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