キミシマユウキ

TIME/タイムのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

TIME/タイム(2011年製作の映画)
3.4
人類は技術の進化によって25歳より先は歳をとらなくなり、貨幣の代わりに”時間”がやり取りされる近未来・・・というワクワクする設定なSF映画。

日本では残念ながら作品そのものの知名度や評価よりも歴史上最悪の吹替えと揶揄される(当時の)篠田麻里子のヒロインばかりフォーカスされてしまうが、話自体は面白いので勿体ない。

ちょっと義賊チックなアクション寄りになってしまったのが、大衆向けハリウッド映画のソレで残念。
これはもっと設定を突き詰めたハードなSFに寄せてれば今も尚語り継がれるカルト作品になり得たかもしれない。

ジャスティン・ティンバーレイクの若々しくてイケメンな主人公っぷり。
アマンダ・セイフライドがゴラムに似てると言われる前のピチピチ時代なのでエッチエチ。
キリアン・マーフィはしつこい。
あと意外とドラマ『ビッグバンセオリー』のジョニー・ガレッキが出ていて驚いた。映画だとこういう役が多いね。

結果的には平凡な印象に留まりました。