スギノイチ

新・平家物語のスギノイチのレビュー・感想・評価

新・平家物語(1955年製作の映画)
3.0
欲に溺れるダメ男ばかり出てくる溝口映画において、自ら運命を切り開いていく本作の雷蔵は特殊な造形だろう。
だからだろうか、お互いにあまりハマってない。眉毛も気になる。

溝口映画といえば女性陣。
久我美子は眼を見張る美しさだが、可愛いだけに収まってしまっている。
そうなると木暮実千代の存在感が際立つが、なぜか和風のエロゲーみたいな平安装束を着ている。童貞を殺す類のモノだろうか。
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