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愛しのローズマリーのbucciaのレビュー・感想・評価

愛しのローズマリー(2001年製作の映画)
4.1
『メリーに首ったけ』が大ヒットしたファレリー兄弟のロマンティック・コメディの第2弾。今作は笑いあり、涙ありとハートフルな内容でちょっとエロもあるけれど万人に安心してオススメできる映画です。

この作品のテーマは『人は外見で判断してはダメだよ』というメッセージがこめられています。男として重々承知はしているんだけど、やっぱり男として悲しい性かな、見た目の容姿が気になっちゃいます。この年齢になっても未だに純愛を夢見る恋愛初心者としては良き教訓となりました。ただ、ひとつひっかるのは「容姿にコンプレックスを抱えている人=内面が美人、美貌の容姿をもつ人=内面が醜い」というかなり極論にふっており、果たして本当にそうなのかと突っ込みたくなりますが、まあ映画なので何も考えず観るのが一番面白いですね。

ローズマリーとハルのデートシーンは、爆笑までとはいかないですが何度もクスクスと笑ってしまいます。特に、ボートを漕いでいるシーンは最高!そして、笑いもいいですが、この映画で一番好きなシーンが小児病棟の件なんだけど(ネタバレになるのであまり細かく書けませんが)、催眠術がとけたハルと少女の再開シーンは何度観ても涙ぐんでしまいます。「ハル、成長したな」(´;ω;`)ウゥゥ

ヒロイン・ローズマリー役のグウィネス・パルトロウはいつ見てもお美しい。そりゃ、ブラピもコールドプレイのクリス・マーティンもぞっこんになるわけだ。そんなグウィネス・パルトロウがぽっちゃり女性に変身。その特殊メイクは必見で是非観てほしいですね。今の技術に比べるとチープさは否めませんが、ポッチャリしたグウィネス・パルトロウのキュートな演技は素敵です。
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