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愛しのローズマリーのmartroniksのレビュー・感想・評価

愛しのローズマリー(2001年製作の映画)
2.6
ローズマリーレベルの肥満体型の女性や義足の女性が普通にモデルを務める「chromat」みたいなブランドを例に出すまでもなく、美しさの定義なんていうものは相対的かつどんどん多様化していくものだと思うので、そういう意味では説得力がやや低いかなと感じてしまった。
特に自分は、一般的な基準で言う太っている女性に対して魅力を感じる傾向があるので尚更だった。幻覚ローズマリーも美しいけど、現実ローズマリーもチャーミングやん。
そもそも先天的な障害と肥満を同じ様に語る事に違和感もある。
けど、難しいテーマを楽しく観易く嫌味無く描く手腕は素晴らしいと感じた。
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