ロビン・ウィリアムズ主演映画でたぶん1番好き。
温厚そうな優しい笑顔が印象的なロビンウィリアムズが家でハムスター1匹と暮らしTVでシンプソンズを見ても眉一つ動かさず壁には恋心にも愛情にも似た想いを寄せる馴染み客の人妻の家族写真が綺麗にびっしり貼られている。もうそれだけで楽しい。
主人公は「日常にある何でもない物が人生を構成しているが人はそれを写真にとらない」みたいな思考を持っていて、仕事をクビになり悲しみに打ちひしがれながら人妻の息子が撮った何でもない写真を見るシーンはこっちまで泣きそうになる。
いちいち演出が良くて主人公の過去はあまり直接的には語られないが彼のバックボーンがちゃんと想像できるのが素晴らしい。
主人公はストーカーだが同情してしまう悲哀が詰まっていて何回でも見たい好きな映画。
あと、わざわざエヴァの量産機のおもちゃを出してその説明が適当で「何で？」って思った。説明を聞く限りエヴァの量産機じゃない方がいい。
