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コード・アンノウンのmatsuのレビュー・感想・評価

コード・アンノウン(2000年製作の映画)
3.7
ミヒャエル・ハネケ監督作品の中でも、一番彼のメッセージ(言いたい事)が分かりづらい作品かも

テーマは周りの人に対しての優しさや無関心さ、人間関係の希薄さか

隣人宅で兆候あったにも関わらず児童虐待で子供が亡くなったり、地下鉄列車内でチンピラに絡まれたジュリエット・ビノシュを助けようとする者がいなかったり、物乞いの女性にゴミを投げつける白人少年、その少年に注意してケンカになった黒人少年を邪険に扱う警察官など

終盤、聾唖学校の生徒ら(様々な人種の子供たち)が叩くドラム演奏が何気に一番心に響いたような気がする
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