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紅の拳銃のshimiyo1024のレビュー・感想・評価

紅の拳銃(1961年製作の映画)
3.4
初・赤木圭一郎にして、遺作のこちらを、アマプラにあったので
牛原監督は、同年の『堂堂たる人生』に次ぎ二本目

皆さん言っているようにプロットは場当たり的な強引さが、外連味が過ぎるもので、そこにスリルを感じる向きもあるのかもしれないが、個人的には好かない

オープニング、いきなりの第四の壁破りに見せかけて実は普通に話してるというのは新鮮だった

内容、役者より、主に撮影面で1961年にしてはイカしてるなという点が多く、見所多し
終始、アナモフィックレンズの広角めな絵作りが良い
特にズームインアウト使いがうまい
神戸ロケも貴重で良かったが、市街地を高台から眼科に見下ろすショット、かなり綺麗だった
オフィスシーン、高度経済成長みのある工事の騒音SEがかなり立ってて良かった
実際の列車での撮影で背景が合成でなくて良い
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