ボインゴまちお

ビッグ・フィッシュのボインゴまちおのレビュー・感想・評価

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)
3.0
【近所にいてほしいおじさんNo.1】

-注目ポイント👀-
①ありそうでない不思議な世界
②エドワードの求婚
③エドワードの死

①偉大なるティム•バートンの作品のひとつだが、この作品も彼にしか作れない世界を多分に堪能できる。森の奥深くにある裸足の村や、死に方が見える魔女の家、岸辺に住む巨人などどれも不気味に聞こえるがどこか魅惑的なものを感じさせてくれる。裸足の村で靴を村の入口に引っ掛けるという風習があった。日本人視点では、裸足=家の中というイメージが容易に結びつくが、裸足であることで村全体がひとつの家として仲間意識を持っているのではと思えた。怠惰ではあったが、楽しそうだったし…

②旅の途中で、エドワードは運命の人と出会う。しかし、その女性にはすでに結婚を決めた別の男がいた。普通の人なら諦めるだろうが、彼の求婚方法がある意味素敵だった。

③彼は幼い時に死に際が見える魔女に、自身の死に方を見せてもらうが観ている人にはそれが何か分からない。ラスト10分彼の最期に感動した。

-感想✍️-
久々にティム•バートンの世界に浸りたくなり、鑑賞。彼の不気味とユーモアの狭間の世界は、エドワード•ゴーリーやロアルド•ダール好きにはたまらない。
エドワードのように、冗談めいてるけどホントの話をたくさん持っていたい。

-気になった点🤔-
どこまでか本当でどこまでが嘘かわからなくなった。