トノモトショウ

ビッグ・フィッシュのトノモトショウのレビュー・感想・評価

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)
4.0
奇人変人が登場するファンタジーと、そんなのは嘘だとするリアリズムが対比される。父を否定し続けた息子が最期にホラ話を受け継ぐことで、それでもファンタジーを夢見ることの大切さ・面白さを示してくれる。お得意の不気味さは抑え気味で、どちらかというとシンプルに美しいショットが多く、バートンの底の深さを感じた。