ファンタジー映画でもあるが起承転結や物語の繋げ方がとても綺麗だった。物語を通して主人公の父親がファンタジー色が強い話をしていくわけだが真実か嘘かが重要なのではなく自分がした経験にどれだけ夢を詰めることが出来たのかが重要だということを学んだ。夢がどれだけ人間にとって生きるための活力や成功につながるのかをわかりやすく表現していた。
たとえ運命というものが存在して決められていたものだとしてもそこにたどり着くまでの過程が最も大切だと感じた。
主人公の人物像を捉えるのに物語の中や現実の主人公だけでなく周りの人物から映る主人公も描いていたので360度彼の人物像を視聴者側からも捉えることができた。
ただ主人公の奥さんを登場させた意味が理解できない。他の人と同じ行動をしたり印象や人物像を読み解く事が出来なかった。
彼女がいなかったとしても話が通じてしまう。つまり彼女だからこそという動きがなかったので必要性を感じられなかった。
