オーウェン

傷だらけの男たちのオーウェンのレビュー・感想・評価

傷だらけの男たち(2006年製作の映画)
3.0
結構期待していたのもあるのだが、いかんせん感傷的過ぎたきらいがある。

ポンは恋人の死から酒崩れで刑事から探偵に転職するも冴えない毎日。
一方片割れの刑事であったラウは富豪の娘と結婚して幸せだったのだが、父親と執事が殺される悲劇が起きる。

基本はこの二人の男のドラマになるのだが、中盤あたりで案外早く犯人の存在が分かる。
そこから過去のまつわりなど、まさに傷だらけな二人の経緯が描かれる。

刑事だからといってアクションが中心ではない。
ここを踏まえないと、金城武とトニー・レオンが競演の意味を成さない。
一応納得はするラストだが、トニー・レオンがおとなしめな感じがして今一のりきれなかった。
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