前半の各キャラクターが登場し、かなり癖のあるキャラが登場する場面は面白かった。
てっきり三谷幸喜作品かと勘違いしていた。
紆余曲折あって銀行強盗と人質が警察に一泡吹かせようとスペーストラベラーズを結成するのだが。。。ここからが逆に白けてしまったな。
というのも計画がずさんだし、問題の多い人質たちではあるが強盗に共感する意味がわからない。共犯になるつもりか?そもそも世間から見たらウザい犯罪者なのである。
そもそも銀行強盗の立てこもりなどは、捕らえられるのは時間の問題である。たとえ強盗が人柄が良くても立派な犯罪者である。さして同情など出来ない。
一番クレバーなのが渡辺謙扮する元傭兵だろう。的確な助言をして頃合いを見ていち早く抜け出す。この人が中心の話のほうがよかったと思う。