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エンター・ザ・ボイドのizuのレビュー・感想・評価

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)
4.4
ギャスパーノエが描く、輪廻転生物語

すごいものを観た。そんな感覚

ドラッグの売人である主人公(オスカー)。ひょんな事から死に至り、自身の過去(走馬灯)と共に輪廻転生をするという究極のトリップムービー

他の映画では観る事のない異端すぎるカメラワーク、カオスだけどどこか美しいサイケデリックな映像やネオンな世界観が最高。
CLIMAX、アレックス、LOVE【3D】などと比べるとストーリーもかなりあるほうで、ハッピーエンドとも捉えられなくない終わり方をする。ノエ作品の中ではかなり珍しい気がする。
カオスなように見えてとても美しく感じる映像から、主人公オスカーの記憶、それぞれの登場人物を絡めつつ話進んでいく。色々伏線もあったりする。
考察は大の苦手なのでそれっぽい発言は控えますが、ノエ作品好きなら観て損は無い仕上がり。

下手なレビューではあるがかなり好き。だけど全く言葉が出てこない....

視聴 2022年7月20日
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