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エンター・ザ・ボイドのDWのレビュー・感想・評価

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)
4.5
■ジャンキーの映画にこんなに感動するとは思わなかった。
この監督の中では最大級の色彩とフラッシュ。

(あらすじ通り)途中から主人公は東京の空を漂い始めるのだけど、迫りくるフラッシュバック/走馬灯の中で、それが悲しみや切なさと触れるのか触れないのか…ギリギリの境界線みたいな所が良かった。

輪廻の部分は賛否ありそうだけど、自分はあれはオスカーの意志ではなく、ただ「VOID」(無)。だからこそ、そこから新しい何かが始まるのだと思った。

その時、彼はもうオスカーではなく、別の誰かなんだろうなと。
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