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エンター・ザ・ボイドの0のネタバレレビュー・内容・結末

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

トリップ感やばいのにくそ生々しい
この映画の中の光は非現実的で、幻想的というにはなんか下品で、だけどたまに鳥肌立つほど美しくて、
2時間俺は死後の感覚に包まれて、最後には...
まず思い出すのは両親の事故死の映像で凄惨な死体の沈黙と対比された妹の叫び泣く姿
死の沈黙と生の喘ぎで満ちた車内
喘ぎは性のものに取って代わり、日本でボロボロになるまで芽が剝かれる
あとは中絶された胎児が血みどろの肉片で、死とも生とも言い難い、ちょっと赤ちゃんの形してんのがグロかった とか
それでも視点の主は何も語らない
映像に感情が見えない 幽霊には感情ないのか でも興味はあるのか、ひたすらみんなを追う
その時、俺が覚えてるのは光や炎によく吸い込まれて、また光から吐き出されるように映像が始まってたような気がするけど、幽霊の本能ってことか?
最後、冒頭で語られた黄色い光に入るけど、あれが正解でそれまでのはタオルを噛む座敷犬みたいなあれか?猟犬としての
すぐ光に吸い込まれるのなんかかわいかった
やっと生まれ変わって、母になった妹に抱かれてthe voidの文字 でおわり
輪廻か 無だ 死して未練が生を引きずり生まれてもまた死を待つのみ その間キメてヤって黄色く発光する 廻すために...

LOVE×SEX×DREAMS
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