ベンジャミンサムナー

摩天楼ブルースのベンジャミンサムナーのレビュー・感想・評価

摩天楼ブルース(1979年製作の映画)
3.5
 ソウルズは『ウォリアーズ』に出てきてもおかしくない出で立ち。

 ソウルズに屈してたバロー・ストリートの住民たちに、トミーの反骨精神が伝播して…というよりは昔のタフさを取り戻していく展開はグッとくる。
 けど、ソウルズは強姦や、ワコ以外には積極的に殺人をしないから、皆で一致団結して倒す敵としては小粒なんだよな。
 最終的にソウルズを倒してめでたしめでたしなら、リーダーのエンジェルが単なる悪役ではないような描写はなんだったのか?

 マーシャとボーリングデートに行って、はじめはガーターばかりだったけどストライクを決めた時に隣のレーンのオッサン達も一緒に喜んでるところが良かった。