キミシマユウキ

ショートバスのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

ショートバス(2006年製作の映画)
3.3
NYでセックスセラピストのソフィアはゲイのカップルの相談を受けているうちに激昴してしまい、自らが”絶頂”に達せない悩みを打ち明ける……

『ヘドウィグ&アングリーインチ』
『パーティで女の子に話しかけるには』
!!ジョン・キャメロン・ミッチェル!!
監督による性と愛を題材にしたオムニバス映画。
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「オーガズムを感じたことがないの」


モザイクなしの無修正!?
セックスについての複数人の悩みを文字通り包み隠さず、かつオシャレでポップに映像化したのが今作だ。
登場人物は様々な性の悩みを持っていて、

・絶頂経験ないセックスセラピスト
・自分を恋人に挿入させないゲイ
・SM女王を本当は辞めたい女子
・影で好きな人を見守るストーカー

などなど多種多様!
描写も乱交パーティやら凄い角度の体位やらで勉強になります(何が)
中でも度肝を抜いたのはオ〇ニー中に身体を曲げて自分の精〇を飲むという衝撃シーン!!さすがにやらねぇわ!!(笑)

キャストは知りません。
メインであるセックスセラピストの中国系の女性がもっと美人だったら見やすいのだけど、全然タイプじゃないのでキツかった。まぁそれも狙いなのでしょう。
素敵なゲイカップルの2人は実生活でもパートナーなんだとか!
どおりであの自然な雰囲気を出せるわけだ!

ヘドウィグが結構好きだったのでその監督が撮る今作も期待したのだけれど、過激な性描写以外は特に刺さらなかったかな?
場面を移し替える時に使うあのニューヨークのミニチュア模型みたいのが個人的には好きじゃない
でもカンヌとかトロントの国際映画祭に出てるのできっといい作品です(笑)

キャメロンミッチェル監督好き、セックス好き、そして絶頂に達したことがない勿体ない女性にはオススメの作品。