自分とは何者なのか?ミュウのコピーとして人間に生み出されたミュウツーはひとつのアイデンティティとしてポケモンとしての強さに存在価値を見出す。
ポケモントレーナーの指示のもと闘うポケモン達に、ミュウツーは人間の言いなりとなっていて良いのか?と問い掛ける。
ここから見えてくるのは、アイデンティティと一種の奴隷制度の構図。
本物とコピーポケモンの闘いを映し出す本作品は、自身の正体はなんであれ、生・命はやっぱり大切で個は個なんだってことを伝えたいのかな。
幼い頃に、本作の本物とコピーポケモンの闘いを観て複雑な気持ちになったのを思い出した。今になって改めて観ると映り方も変わるんだなあ。