このレビューはネタバレを含みます
ブルーレイも持ってるし何回も見てるのに毎回泣いてるミュウツーの逆襲……
2020/11/19、YouTube放送を見たので改めて感想メモ。
(CGリメイクのEVOLUTIONの方にも沢山感想書いたので内容がおそらくかぶりますが。。)
ミュウツーの逆襲は、小さい頃に映画館でも観てパンフレットもまだ残ってる。
大人になってからもずっとポケモンが好きで、ポケモンシリーズの映画は全作見たけど、私の中で一番好きなポケモン映画はミュウツーの逆襲。(みんなの物語や、ルカリオ、ボルケニオンも結構好き)
人間の都合で生み出されて、なぜ生きているのか、をずっと自分に問い続けてきたミュウツーが
「今存在している」「今生きている」ことに意義を見いだせた点に泣いてしまう。
命とか生きることとか
同じ生き物同士の争いの虚しさとか
テーマが重い……
最後、ミュウツーに記憶を消されて港にいるときのサトシとカスミの会話で、なんでここにいるんだっけ?という疑問に対し、
「さあ?いるんだからいるんでしょうね〜」
「ま、いっか!」
というやりとりがあるけど、さりげなくこれが全てを表してるよなと思う。
生きてる理由とか目的とか、色々考えてしまうこともあるけど、
「いるんだからいる」「生きてるんだから生きてる」、「今存在している、だから生きる」なんだよな……と。
たくさんの命が生まれ、失われる世の中で
生きていることはとても尊いことだと
当たり前だけど忘れがちなことを教えてくれる作品。