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孤高のsonozyのレビュー・感想・評価

孤高(1974年製作の映画)
3.5
フィリップ・ガレルによる白黒サイレント作品。

ガレルが愛した女たち、ニコ(当時の妻)、ジーン・セバーグ、ティナ・オーモン。
何が起こるわけでもない(主に)室内にいる彼女たちそれぞれを、ガレルがカメラを通して見つめ続ける。

一人づつクローズアップの長回し。
眠り、微笑み、悲しみ、涙し、タバコをくゆらせ、たまに会話し、触れ合い、髪をとかし、ハグし、カメラを見つめる。
彼女たちの表情と、そこから読み取れる感情の起伏をただ眺め続ける80分間。

ニコは冒頭5分のみだったかな?後はジーン・セバーグの登場時間が長め。
大きな瞳のティナ・オーモンが魅力的なんですが、彼女が見つめてくれる時間は少なめです。笑

無音でクレジットもないので、ガレルのプライベートフィルムが倉庫から出てきて、それを見ちゃった感じ?の読後感でした。
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