HiroyukiJDKato

マスクのHiroyukiJDKatoのレビュー・感想・評価

マスク(1994年製作の映画)
3.8
シム・キャリーとキャメロン・ディアスを一躍スターにのし上げたヒット作。数(十)年ぶりに見ましたが、実写とアニメの混合的な要素は最高に楽しめます。そして何より、映画としてだけでなく、ジャジーな音楽もジャズファンにはたまりませんね。
主人公の間の悪さには、同情よりも共感を覚えてしまいます。自分も、奇数の時にペアを組むよう指定されると半端に余ってしまったりとか、何が悪いわけでもなくどこか余り物になってしまったりなど、似たような経験が多々あります😅。

仮面というものは、古今東西、歴史的にさまざまな意味を持ったりして、人の本性を表したり、その逆に人の本性を隠すものであったりもしますが、本作では人の本性、と言うより、隠された願望を叶えるものとして表現されているようです。

自分を変えたい、変わりたい、と思った時に見たくなる映画ですね。
HiroyukiJDKato

HiroyukiJDKato