hasse

マスクのhasseのレビュー・感想・評価

マスク(1994年製作の映画)
3.1
チャンスの時間のジム・キャリー選手権を見て、元ネタの『マスク』見るか!と思い立ち鑑賞。

ストーリーは単調で、かつ、ハチャメチャ感は突き抜けきっておらず凡庸だが、ジム・キャリーのマスク変身時の演技と、当時20歳ちょいのキャメロン・ディアス(本作がデビュー)の美貌が燦然と輝いている。キャメロンのスタイルのよさ、圧倒的スター感を激烈に再認識させられた。

マスクのダンスシーンは敵対する悪人や警官も思わず身体がウズウズしてしまう楽しさに満ち溢れていて最高。なので、クライマックスの悪人一掃は殴り合いや銃撃戦ではなくキレキレのダンスしながらなぎ倒していく、みたいな展開を見たかったところ。

90年代の映画とは思えないヌルヌルのSFXが活かされていて良いのと、
マスクの造形も絶妙。顔色緑だし、まあまあブ男で、下品なのに謎のスタイリッシュさとセクシーさに溢れている。
hasse

hasse