小川勝広

J・エドガーの小川勝広のレビュー・感想・評価

J・エドガー(2011年製作の映画)
3.4
主題がジョン・フーバーなら俺が撮る必要はないからオリバーに!Make my day !

主題がCIAなら俺の出番は無いからリドリーに! Make my day !

俺が撮るならタイトルはJ・エドガー、
内容はテレビの歴史バラエティなんかにはしないぜ!Make my day!

と言ったかどうかは知りませんが、今回もハリー・キャラハンさんのドS振りが発揮されてました。

原罪を背負った正義、あるいは強すぎて逸脱してしまう正義と悪は表裏一体どころか一心同体day!
とばかりに、その象徴は44マグナムからポパイの保安官、米国自身、その他いっぱい、
そして今回はFBI長官day!

言ってる意味は大きいがいつも声が小さいハリーさん、
今回も声高は低いが語り口は流麗(好みは別れるでしょうが・・)
巧みなシーンバックの連続はシナリオ作りから撮影、編集まで大変だったday show!

息子カイルもしっかり出演、エンディングは時代っぽくモノラルにしたのday show?

ダーティ・ハリー・シンドロームというのが実際に米国で社会問題化していた(現在もしている?
あまり聞かなくなりましたが・・)が、
エドガー・シンドロームの方が米国人にはピンと来るのday show か?

しつこかったday showか?

追伸
製作会社のワーナー・ブラザーズはディカプリオ主演でJFK暗殺の真相を映画化するらしいです。
フーバー、CIA、マフィア絡みの映画になるんでshow・・・