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七人の侍のAOIのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
3.9
【村を襲う野武士と対決すべく、農民が探し集めた七人の侍と共に、城に見立てた農村を護る】

時は1586年、ところは日本のどこかの寒村
主な登場人物は以下の通り

[七人の侍]
•菊千代(三船敏郎)お調子者の破天荒侍
•勘兵衛(志村喬)策士としてのリーダー
•勝四郎(木村功)勘兵衛に弟子入りした純な若者
•五郎兵衛(稲葉義男)勘兵衛の人柄に惹かれる
•七郎次(加東大介)勘兵衛の古女房的戦友
•平八(千秋実)律儀で人の良い貧乏侍
•久蔵(宮口精二)寡黙で鬼気迫る侍

[その他]
•志乃(津島恵子)勝四郎の身分違いの恋人
•利吉(土屋嘉男)野武士に妻を取られた農民

農民vs山賊野武士というミニマムな設定で大軍同士の戦いを凌ぐスペクタクル映画の仕上り
聞き取りにくい箇所もある中、これだけの長尺に観入り、気がつけば終盤だったことに驚く

全世界でも別格扱いの本作のなせる技だろう
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