七人の侍の作品情報・感想・評価

「七人の侍」に投稿された感想・評価

しゅう

しゅうの感想・評価

4.0
 引っ越して数か月目にして最寄りTSUTAYAに主な黒澤明作品が一揃いあることに気付いてしまった。ヨシヨシと舌なめずりしながら借りて観た第一弾。おい!これ!すっげー面白いじゃん!60年越しのニワカが何を今更って感じでごめん。所謂名作というと、面白いのは分かるんだけど観てるときは退屈してる時間も長くて、後から感想を書きながらじわりじわりと良さが沁みだしてくるパターンが多いんだけど、今回に限っては超特急の面白さと奥深さがいきなりズドーンと駆け抜けていった。
 人間と社会情勢の精緻な描き方に言及したくなってしまうんだけど、そういう難しいことはとりあえず置いておいて、まず、「仲間を集めて野武士から農村を守る」っていうシンプルなストーリーラインがエンタメとして強すぎる。訳ありの仲間集め、農民と侍の異文化コミュニケーション、戦の準備、そして戦っていう超王道ストーリーの面白い要素をこれでもかとばかりに詰め込んでいる。久蔵かっこいい!!菊千代がんばれ!!と素直に登場人物を応援してしまう。
 そして、何よりこれは農民たちの物語だということがこの映画の深みと面白さを倍増させていると思う。わたしの先祖も農民だったらしい。世話になっていたお寺が焼けて、建て直し費用などとても払えないから集落ごと寺抜けして宗旨替えしたという話を祖母に聞いた時、酷く惨めだと思った。貧しく弱ければ信教さえ持てないのだと子ども心に印象に残っている。それがこの映画の中で描かれる農民たちの姿に重なった。生活のためなら何でも利用して惨めに強かに生きる不道徳な弱者たち。そんな者たちが大地に根付き穀物を実らせる。誰が欠けようが次の季節には変わらず種を捲く。そういう営みが映画に無常感を与え、ただの人斬り活劇では終わらないものにしている。
 まず誰が見ても面白い映画なので、観て、わたしと久蔵の格好良さについて語り合ってほしい。ひとつ注意なのがこの映画めっちゃネイティブ発音で且つ早口なので日本語字幕付きで観るのがおすすめ。いやーめっちゃ良かった。この調子で黒澤映画どんどん観ていきたい。あと荒野の七人とマグニフィセント・セブンも観たい。
sorahi

sorahiの感想・評価

4.0
「やるべし」

見ごたえあります。七人それぞれの生きざまが格好良い。
Toyofumi

Toyofumiの感想・評価

3.0
長編だけど、見やすい映画。
しょうがないけど、声が少し聞きたりにくい。

当たり前の日常は、何かの犠牲の上に成り立ってて、たまには感謝の気持ちを思い出すべき。全くの他人のために命を投げうてる人って、素晴らしい。
fox

foxの感想・評価

4.6
間がいい
ギラギラしててとにかくカッコいい
この映画を観るにあたって、たとえ世界中で評価されていようがFilmarksでの点数が高かろうが、自分が気に入らなければ遠慮なく低評価するぜゲッヘッヘ(▼ω▼)と、なんとも偉そうなスタンスで鑑賞したわけですが、いやほんとすいませんでした。
名だたる映画人が影響を受け、日本の映画史でも最高の傑作と評価される理由がようやく分かりました。

何よりも物語の展開がめちゃくちゃ面白い!
これほどまでに登場人物の個性が際立っている作品は、現代までの映画史で見ても本当に数少ないと思います。
三船敏郎の凄さは何となく話に聞いていましたが、個人的には志村喬演じる勘兵衛のカリスマ性にやられました。

圧倒的な才能を持っていながら決して驕ることなく、その人柄と立ち振る舞いで仲間から絶大な信頼を得ている、まさに理想の上司と言える人物ですね。

その勘兵衛を中心に、各登場人物のセリフも無駄が一切なく、200分を超える本編中の全てのセリフに意味があるのは、もはや神業の領域。
何気ない一言が人物像を深めたり、後(のち)の伏線になっていたりと、比類なき緻密な構成に驚嘆。

作品の年代や音質的に若干セリフが聞き取りづらい部分もあるので、鑑賞時は字幕を表示しておいたほうがいいかもしれません。
そこが数少ない難点かな。

白黒の映像も今の時代では逆に新鮮で、特に終盤、雨降りしきる中での決戦が持つ映像の味は今後二度と生み出せないのではないかと。

この映画をリアルタイムで観た人々は本当に衝撃を受けたんだろうなあと、思いを馳せることができるのも名作の特権ですね。
tcy777

tcy777の感想・評価

4.1
映像美が素晴らしい。
監督のこだわりが手に取るように感じれるそんな映画です。
こ

この感想・評価

3.8
ちょいと長いんです。でも菊千代こと三船敏郎がいまみても鮮やかな演技、表情をしてるんです。つまり素晴らしいんです。
80

80の感想・評価

5.0
完璧過ぎる。
笑いも泣きもアクションも全てがあった。

それに自分がこれまで見てきた映画の元ネタがそこかしこに転がってて嬉しくなった。

たとえば、ひとりふらっと出かけて野伏せりから銃を分捕ってくる久蔵のシーンなんか、マッドマックスのマックスが武器将軍始末してくるとこの元ネタだろうし。
細かいとこはもっと、ほんとに数え切れない。

鳥肌立つこと多数。
観ないと死ねない映画でした。
Blu-ray
改めてレンジの広い作品だなと。
若かった頃はたぶん、理想の侍像に羨望の眼差しを向ける勝四郎の視点に同化して観てたんだと思う。
頭部が落武者となった今ではもう、ただただ菊千代が可愛いくて仕方がないんだわ。あんなノースリーブに半ケツが似合う男がいるか。
菊千代がおどけて百姓の子供たち笑わそうとするんだけど、たいして面白いことも言ってないのに、ガキどもに大ウケなの。オーディエンスの確かな反応に菊千代も気持ち良くなっちゃって、そんな光景を眺めてるこっちも顔面の綻びが止まらねえのよ。
去年、映画館で2回観ました。
午前10時の映画祭にて。
劇場で観て良かった。本当に。

今の日本人でも分からない様な
心の機微が、じんわりと
描かれてて1回観ただけじゃ
それを汲みきれません。

お侍さん。百姓の娘さん。
みんな、本当に人間臭くて、、、


あと、何回観ることになるんだろうか。楽しみ。

あとSupremeのコラボTシャツ欲しい
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