云々

七人の侍の云々のレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
3.8
黒澤明作品をはじめてみた!
馬が駆ける!人が走る!(←めっちゃ速い)
仲間集めがシンプルに楽しい。物好きで気のいい連中がパーティーに集まってくる中、なんといっても菊千代が魅力的。どうにも憎めない。自分の心に真っすぐで人の注目を集めます。誰に対しても遠慮がなく、メンバーに絶対欠かせない一人です。
雨の中の最終決戦もすごく印象に残る。白黒の映像の中で人馬が走り、泥が跳ね、敵味方が倒れていく...。鮮烈です。
また、百姓という人間の特性もよく知れます。卑しいくて汚い。コソコソコソコソ。集まってはすぐ逃げる。村に平和が訪れたら、お侍さんはお役ごめーん。勝手。これまでは年貢取り立てられて可哀そうだなとか思ってたけど、すこし考え変わったかも
云々

云々